2022年11月30日、東京地方裁判所は、現行法上、同性愛者についてパートナーと家族になるための法制度が存在しないことは、同性愛者の人格的生存に対する重大な脅威、障害であり、個人の尊厳に照らして合理的な理由があるとはいえず、憲法24条2項に違反する状態にあるとの判断を示しました。一方、同性カップルに婚姻を認めていない現行法の規定が憲法２４条２項に違反すると断ずることはできないとし、憲法２４条１項や１４条に違反するとも言えないとしました。（判決要旨、判決）
LLANのメンバーは、本判決の英訳及び判決要旨の英訳を作成しました。アシャースト、クリフォードチャンス、ディーエルエイ・パイパー、デービス・ポーク、西村あさひ法律事務所、日興アセットマネジメント、ピルズべリー、ベーカー＆マッケンジー、モリソン・フォースター、森・濱田松本法律事務所、モルガン・スタンレーからの英訳作成作業参加メンバーの皆様、ありがとうございました。
