LGBTと
アライのための
法律家ネットワーク
活動実績2017.09.25

【開催報告】第2回Equality Gala速報-来賓マイケル・カービィ氏のビデオをアップしました

外国来賓のトップバッターは元オーストラリア連邦最高裁判事のマイケル・カービィ氏です。日本では朝鮮における人権に関する国連調査委員会委員長を務めたことで著名ですが、裁判官在任中にゲイであることをカミングアウトし、以後パートナーのヨハンさんとともに、LGBTの人々の権利確立のために、世界中を飛び回っています。なお、YouTubeビデオに字幕を用意したので是非ご活用ください。歯車の設定を押し「字幕」から、お好みに応じ、日本語または英語をご選択ください。なお日本語は当団体の意訳ですのでご了承ください。



マイケル・カービィ氏は、国際的に活動する法律家、教育者であり、1996年から2009年の間、オーストラリア最高裁判所において裁判官を務めました。同氏は、国連、コモンウェルス事務局、OECD及び世界エイズ・結核・マラリア対策基金において、多くの国際的な活動に従事するとともに、国際法律家委員会の委員長(1995年~1998年)に選ばれるなど、市民社会においても活動しています。同氏の最近の国際的な活動には、国連開発計画HIVと法委員会委員(2011年~2012年)、北朝鮮における人権に関する国連調査委員会委員長、不可欠な保健医療へのアクセスに関する国連事務総長ハイレベルパネル委員などがあるほか、12のオーストラリア内外の大学において、名誉教授となっています。

同氏は、オーストラリア人権勲章を授与されたほか、ユネスコ人権教育賞、グルーバー正義賞等、数々の国際的な賞を受賞しています。また、北朝鮮における人権に関する国連調査委員会委員長として国際社会における日本人拉致問題等北朝鮮人権状況の理解促進に寄与したとして、本年春、旭日重光章を授与されています。

同氏は裁判官として在職中よりゲイであることを公表しており、48年にわたる同性のパートナーがいます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP